浮気・不倫の慰謝料請求に欠かせない強い証拠、弱い証拠を徹底解説【探偵のプロ監修】

夫が浮気をしているのに証拠が何もない…
どれが証拠になるかもわからない…
どれが証拠になるのか教えて！

最近はこの様なご質問を多く問い合わせ頂きます。SNSを使い浮気をする方が年々増え、浮気・不倫は増加傾向にあります。
今回は探偵のプロだからこそ教えられる浮気・不倫の強い証拠、弱い証拠、証拠にならない物を徹底解説致します。

1.不貞の証拠とは？

不貞の証拠は慰謝料請求の際に欠かせない物になります。
不貞の証拠とは、不貞の事実を立証できる証拠、不貞を証拠する為に役立つ証拠、意味のある証拠で無ければなりません。
不貞関係の裁判では刑事事件と違い民事事件の為いろいろと証拠なりやすいです。
ですが意味の無い証拠をたくさん集め慰謝料請求を行なってしまうと逆にこちら側にリスクを伴う可能性もございますので十分ご注意下さい。

1.強い証拠

①証拠現場の写真・動画

浮気の現場写真や動画は慰謝料請求の際よく使われる事が多くキスシーンやラブホテルからの出入りは証拠になります。
同じ異性と密接な関係がある、と証明が必要な事が多く最低でも2〜3回はホテル等への写真または動画は必要になります。

②ボイスレコーダー

音声の録音も強い証拠としてよく慰謝料請求の為の証拠に使われます。
明確に本人の声だという証拠も欲しい為名前や個人のわかる言葉等が入っていなと証拠としてはまだ弱く証拠をつかむ難易度はやや高いです。最近ではスマートフォンの録音機能などをお使いになられる方も多いです。

③ドライブレコーダー

最近のドライブレコーダーは音声を録音し車内の映像を録画する機能が備わっており不貞証拠として度々提出される事が多くなりました。
高額のドライブレコーダーになるとgps機能が備わったドライブレコーダーもある為ラブホテルから出てくる場合を撮影したりと複数の不貞証拠にもつなげる事が出来るのでまだドライブレコーダーを付けられていない方にはおすすめ致します。

※強い不貞まとめ
これだけが一概に強い証拠とは言えず他にもいろいろとはございます。
言い逃れが難しい証拠をつかむ事が肝心な為身元がバレてしまっている方1人では困難になるのは確かです。友人や知人、業者に一度相談される事をおすすめ致します。

2.弱い不貞証拠
　

弱い不貞証拠を上げるとキリがなく無数にある為ここでは、お客様からこれは証拠として使えますか？とよくご質問をお聞きする証拠だけをご紹介致します。

①SNS.LINE.メール

メールやLINEの文字での不貞証拠はあまり強い証拠としてはおすすめ出来ません。
メールやLINEのだけで慰謝料請求を行なってしまうと言い逃れが出来てしまい遊び半分で送っただけ！実際は何もしていない！と言い逃れられ慰謝料を取る事が出来なかった事もよくあり、プライバシー侵害の可能性がある為あまりおすすめは出来ません。
写真やボイスレコーダー等の強い証拠と一緒に証拠として提出する事をおすすめ致します。

②ラブホテルの会員カード

ラブホテルの会員カードを持っているのですがこれは浮気の証拠になりますか？と言う問い合わせがまれにあるのですがラブホテルの会員カードでは証拠としてはかなり弱い証拠です。
異性のポケットや財布から見つけた場合はその場で問い詰める事はせずに強い証拠を掴みましょう。

③gpsの位置情報

gpsの位置情報でラブホテルに長く止まっている形跡がある場合でも証拠としては弱いです。
やはりこの場合でも言い逃れがされてしまうケースが多く単体では全く意味が無い程の証拠です。

※この様に物的証拠が無い物は慰謝料請求の際、不確かな物が多く言い逃れされてしまいます。
こちらの弱い不貞証拠を見つけたとしてもその場では異性に問い詰めない事をおすすめ致します。
その場で問い詰めてしまい一度警戒されてしまうと強い証拠の取集が困難になり取り返しの付かなくなる場合が多々あります。
その場では問い詰めずに冷静になり他の証拠を集めましょう。

4.証拠にならない物